【カナダ移住体験談】カナダのクリスマス

カナダの12月はクリスマス!

カナダでは、12月に入った直後からラジオや街でクリスマスソングを耳にするようになり、それぞれの家はクリスマスの飾りでライトアップします。

そんなカナダのクリスマスについて、様々なことを紹介していきます。

ライトアップのドライブスルー

12月に入ると、多くの家がクリスマスの飾りでライトアップされます。

12月に入った直後は、まだ準備中の家も多いですが、クリスマスが近づくと、ライトアップされる家が増え、中旬にもなると、治安の良い郊外などにドライブへ行くと、盛大なクリスマスの飾りを楽しむことができます。

車を停めて散歩をしながらクリスマスのライトを楽しんだり、ゆっくりと運転しながら眺めることで、クリスマスの気分が高まります。

サンタクロースと記念撮影

カナダでは、クリスマスは1年の行事の中でも最も大きな行事です。

クリスマスプレゼントを買う人だけでなく、この時期にはサンタクロースと記念撮影をするクリスマスビジネスも盛んです。ショッピングモールに行くとサンタクロースがいて、有料で、サンタクロースの膝の上に乗って写真を撮ることができます。

写真撮影の前にサンタクロースが子供に「クリスマスプレゼントは何が欲しい?」と聞いてくれ、ここで子供が言ったものを把握しておけば、プレゼントを用意することができるので、便利で嬉しいサービスです。

子供によっては、欲しいものを聞かれて「ピザ」など、その瞬間に欲するものを答える子もいるので難しいところですが、親がダイレクトに聞くよりは子供の夢も広がり、良い試みだと思います。

サンタクロースと写真を撮らなくても、サンタクロースのコーナーには小人がいて、塗り絵やクラフトなどを楽しむこともできます。また、サンタクロースと写真を撮った子供は、サンタクロースからキャンディーケーン(ステッキ状のキャンディ)をもらいます。

サンタクロースとの写真は、ショッピングモールだけでなく、おもちゃ屋さんなどでもイベントとして行っていることがあります。

サンタトラッキング

サンタクロースはクリスマスイブの日にやってきます。

カナダでは、テレビのニュースで、天気予報の一部のような感じで、現在、サンタクロースがどこにいるのか?を教えてくれます。

地図の上をサンタクロースが移動している姿を見ることができ、サンタクロースが自分の町にやってくる前に子どもたちは寝るようにします。サンタトラッキングは、最近ではテレビだけでなく、オンラインでも確認することができるようになっています。

クリスマスツリーと小人

クリスマスツリーの飾りには、ちょっとした伝説があることをご存知でしたか?

その伝説はドイツから語り継がれているそうですが、クリスマスツリーの周りには、小人が住んでいて、この小人が人々や家族に幸せをもたらしてくれると言われています。

この小人がどこかに行ってしまうことがないように、クリスマスツリーにハウス型の飾りを置いたり、クリスマスツリーの周りにプレゼントを置く習慣が始まり、これが世界中に広がり、クリスマスツリーを飾るようになったそうです。

幸せを運んでくれるクリスマスツリーの小人に、出会ってみたいものです!

クリスマスと教会

クリスマスはそもそも、キリスト教のお祝いの日です。

カナダには教会が数多くあり、クリスマスから数えて4週間前の日曜日から『アドベント』という期間に入ります。アドベントの期間では、少しずつクリスマスの準備が始まり、サービス(礼拝、カトリックではミサとも呼ばれています)の時には、キャンドルに灯す火が毎週一本ずつ増えていきます。このキャンドルが4本になると、クリスマスになります。

クリスマスの日や日曜日には、教会でクリスマス礼拝が行われ、礼拝の後に開かれるポットラックパーティーなどで交流を持ちます。

24日の夜には、多くの教会でイブ礼拝が行われます。イブ礼拝は、昼間と夜間など、2度に分けて行う教会もあります。カナダでは、クリスマスだけ教会に来る人もいるため、2度に分けて礼拝を行うことで、混雑を避けるようにしています。

こうして盛り上がったクリスマスが終わると、クリスマスの飾りやツリーは年明け頃から少しずつ片付けられていきます。

 

クリスマス

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