インドネシアでの就職活動

ジャカルタのビジネス街

日本では、大学に通い、大学で勉強しながらもサークルやゼミ、ボランティア、インターンなどに参加しながら幅広い経験を積み、卒業してすぐに就職することができるように、大学に在学中から就職活動を進めていきます。

しかし、インドネシアでは、日本に比べて学業第一となっており、「大学は勉強をするところ」とされています。そんなことから、インドネシアでの大学は、勉強以外の活動に参加するよりも、机に向かってしっかり勉強するという姿勢が強いのです。大学に通っている間は、インドネシアでは学業が優先になるので、就職課都度は大学を卒業してから始まります。

就職活動にかかる期間はそれぞれですが、大学卒業までの学歴をしっかりと積み上げておくことが、より良い就職へとつながっていくようです。就職の際に、経験よりも学歴が重視されるといった点では、日本と似ている部分があるかもしれません。

就職活動は、大学を卒業してから始まりますが、内定が決まるまでの期間に1年以上かかる人はめずらしく、だいたい2か月から11か月程度で決まる人が多いようです。希望の企業は4社から6社に絞って応募し、就職活動を進めている人が多くいます。

またインドネシアに限らず、大学を卒業してから就職活動を始めるというのは、世界各国で行われているところが多いようです。