フィリピン留学に必要なビザ(学生ビザ)

フィリピン留学は、費用を抑えて海外留学を実現することができることから、人気を集めています。英語の勉強を目的として語学留学をする場合には、アメリカやカナダ、オーストラリアに行く人も多くいますが、これらの国は、渡航費をはじめ、滞在費や学費も高額となってしまう傾向があるのです。その点、同じアジアであるフィリピンは、渡航費だけでなく、学費や滞在費も抑えて語学留学を実現することができるのです。また、フィリピンでは、英語も母国語として使われているので、英語を勉強するには最適の環境でもあるのです。

そんなフィリピンに留学するためには、学生ビザの申請が必要になります。フィリピン留学に必要なビザはひとつではなく、観光ビザ、SSP、ACR-I-CARD、ECCの4種類のビザがあります。どのビザが必要になってくるのかは、滞在期間によっても変わってきます。どのような条件で、それぞれのビザが必要なのか、詳しく見てみましょう。

・観光ビザ
観光ビザは、30日までの滞在に限られており、30日以上滞在する場合には、延長の手続きが必要になります。

・SSP
SSPは、フィリピンへの語学留学に必要なビザで、全ての留学生が対象になります。フィリピンへの留学は、例え滞在期間が1週間だとしても、このSSPの申請が必要になります。申請にかかる費用は、5500ペソ(約13000円)になります。SSPは、Special Study Permitの略になります。

・ACR-I-CARD (Alien Certificate of Registration)
このビザは、フィリピンに60日以上滞在する場合に申請する必要があります。2度目のビザ延長申請の際に、申請手続きを行います。申請にかかる費用は、約3500ペソ(約8000円)だとされています。

・ECC (Emigration Clearance Certificate)
ECCは、6か月以上フィリピンに滞在する人が必要になるビザになります。このビザを所持することで、滞在歴の有無や、ブラックリストに載っていないことなどを証明することができます。申請にかかる費用は、500ペソから1000ペソ(約1200円から2500円)になります。

フィリピン留学を計画する際には、滞在期間に合わせて自分にはどのビザが必要なのか見極めて、事前準備を整えておきましょう。

フィリピン留学

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