【タイ移住114日目~タイ移住120日目】タイで見つけた好物

サワディーカップ。カプ雄です。
「なんか面白いことないかなー」とウダウダしながら、バンコク在住の日本人に借りたドリカムのベストを聞いていて、ふと「愛してる」という歌詞が印象に残りました。愛してる、かぁ…。そんなこと言ったこともなければ呟いたこともねえや。だいたい「愛してる」とは、どんな気持ちなのか、本当はよく分かっていないような気がします。

よって、愛を知らない私は「愛してる」の部分を「かまわへん」に修正して口ずさむようにしました。

~未来予想図Ⅱ~
私を降ろしたあと 角を曲がるまで見送ると
いつもブレーキランプ 5回点滅
カ・マ・ワ・ヘ・ン のサイン

~LOVE LOVE LOVE~
ふたり出逢った日が 少しずつ想い出になっても
かまわへん かまわへん
ルルルルルル ねえどうして 涙が出ちゃうんだろ

こういう遊びだけで1日が終わってしまうこともありますが、かまわへん!!
本当はもっともっと色々あって、その全てをお伝えしたいけれど、諸事情もありますので、タイ移住ブログに移らせて頂きます。
タイ移住生活114日目~120日目です。

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タイ移住114日目
同じ学校に通う京都出身の人が、1週間ほど前から帰国されており、この日の前日に再びバンコクへ戻って来ました。
くり、と書かれた八ツ橋の箱を私に差し出しながら、斜めにならはった、だったか、斜めになってはる、だったか、まどろっこしい京都特有の言葉を使いながら、やたら「斜め」を気にしてはるようでした。

「何が斜めなの?」標準語でカプ雄。
「京都からここまで、ずっと水平にして持って来たのに、税関を通る時に斜めにされてしまって、八ツ橋の中の餡が偏ってしまったかもしれない」これを京都弁で彼。

うそでしょ!?
箱の中にパウチされて入っている八ツ橋の、さらに中の餡が傾いているかなんて気にしたことねえよ!!!
今まで、彼に潰れたシュークリームとか平気で渡していたけれど、もしかして捨ててた?

自宅に帰ってから、乱暴に包装紙を破り捨て、箱の中を開くと、見事なまでに水平の状態で生八ツ橋が並んでおり、餡もその中央にきちんと収まっていました。
お礼のメールと共に箱の中の様子を写真で送ると、返信はやはり「斜めになっていなくて良かった」「斜めになっていないか心配だった」と、斜めに関する懸念と安堵が記述されていました。

斜めだろうと、餡が飛び出ようと、かまわへんのよー。食べたらどうせ咀嚼されるんだから。
「A型?」
「そうです。分かります?」
分かります。バッグの中から、くしゃくしゃの物が出て来ない人はAの血が混ざっており、それにややこしさが加わるとABになります。(カプ雄統計学~独断と偏見のあいだ~より)

タイ移住115日目
ここ、バンコクにはユニクロやH&M、ZARAなど、日本と同じようなブランドが数多くあるので、どんどんタイ人の服装が垢抜けているような気がします。数年前まで、女は全盛期のW浅野、男は渡米直前の吉田栄作を彷彿させるスタイルが多く、いわゆるトレンディドラマ時代(ただし鈴木保奈美が場を荒らす前まで)のようでした。世界中の人たちが同じような服装をするよりは、それはそれで味があって良かったのですが、時代の波は東南アジアまでも丸呑みにしました。

しかし、先日、私がエレベーターで一緒になった若い女性は「センスを気にすること自体がナンセンスよ」と言わんばかりの格好をしており、久しぶりに他人の服装で心拍数があがりました。
スヌーピーのTシャツに、ミッキーマウスのショートパンツ、キティのキャップを目深に被り、サンダルはドラえもん、さらに肩から提げたバッグにはミッフィーが描かれており、そうそうたるメンバーが一同に介した破壊力は群を抜いていました。
渋谷に群がるハロウィン連中が、どんな仮装をしたところで、彼女には勝てません。ちなみに顔はシーマンで、身体のラインはバーバパパでした。

少し話が逸れますが、スーパーやコンビニの店員は、だいたい制服のままで出退勤をしています。セブンイレブン・マクドナルド・テスコ(スーパー)・銀行員・警備員・清掃員…。それぞれが着替えることなく、制服のままで電車やバスを利用したり、バイクにまたがったり、その光景はまるでアメーバピグ。アバター感が半端ありません。

タイ移住116日目
旨いモンを発見したでござる!!これでござる!!サバカレーでござる!!
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福井出身の道端カレン・ジェシカ・アンジェリカ姉妹のような三姉妹のロゴが目印です。ゴロっと入ったサバとジャガイモは柔らかく、ココナッツミルクの効いたカレーにマッチしています。
「騙されたと思って食べてみて!」
こう勧められて食べた結果、だいたい無駄に騙されて終わることが多いのですが、これは騙しません。本当に美味で道端姉妹に感謝の気持ちさえ芽生えます。価格も1缶21.5バーツ(約75円)とお手頃なので、この日以降、1回につき6缶ずつ買っています。でも、ウチに泥棒が入っているのか、買い足しても買い足しても、すぐになくなります。

タイ移住117日目
「15年以上も昔のことだけど」
そう前置きをしてから、京都の人へ言いました。
初めてバンコクへ来た時にすごく痛い足裏マッサージを受けたこと、そしてもう一度行ってみたいこと、しかし名前も場所も覚えていないこと、調べても良く分からないこと、淡々と喋り終えた私に京都の人も淡々と言います。
「それなら、ここから近いよ。今から行ってみる?」

なぜ・・・。
店の名前すら思い出せない、あやふやな供述だったのに、目の前には、ずっと脳裏に浮かべていた懐かしい景色が広がっていました。この人スパイかしら?カプ雄の。
15~16年ぶりに受けた足裏マッサージは、やっぱり痛くて、今すぐにでも手を放してもらいたいほど、苦痛な時間でした。声を押し殺して、大きく深呼吸を繰り返すも、あまりの痛さで反射的に何度も足を引っ込めました。それでもヤツラは無言のまま引っ込めた足を再び引っ張り、力任せにツボを刺激します。
痛い、ものすごく痛い、後悔するほど痛い、そして最高。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。
どうやら私は、極限の痛みを快感に変えることのできるアブナイ体質だった模様です。お父さま、お母さま、アブノーマルに育ってしまい、本当にごめんなさい。

料金は1時間300バーツ(約1,050円)で、オンヌットの倍ですが、満足度は倍以上でした。

タイ移住118日目
前日のマッサージに味を占め、調子に乗ってこの日もマッサージへ行きました。
ただ、やっぱり1時間で300バーツを2日続けて払うのは、贅沢すぎる気がして、近場のマッサージ屋をチョイス。このチョイスが失敗でした。1時間150バーツ(約525円)と昨日の半額ですが、ドドスコスコスコ・ド下手くそ。怒鳴ってド突き回したいくらいです。とにかくマッサージにすらなっていません。ただ手を添えて、やさしくそっとなぞるだけ。そのくせ、ちょっとでも目を開けると必ず「痛い?」と聞かれました。痛い?じゃねーよ、痛がらせろよ!!

「もっと強く」と言っても、彼女は捨てられたマネキンのように表情もチカラも変えることなく、ただ足を触られるだけの1時間は過ぎて行きました。なんだろうね、安物買いの銭失いってこういうこと?

タイ移住120日目
やろうやろうと前日から思っていた仕事なのに、いかんせんヤル気が起きず、とうとうこの日の15時になって「本当にやらないと今日中に終わらない!」と焦った矢先の停電です。

停電になるとWIfiが使えないためネットができず、ネットが使えないと仕事もできません。
だから昨日のうちに終わらせておけば良かったのに!!と、どんなに強く後悔をしたところで、時間は戻らず電気も通りません。仕方がないのでwifiを使えるカフェに行ってみると、やっぱりそこも停電。遠出をするしかないようです。財布とパソコンをバッグに入れ、シャワーを浴びて、いざ出発しようとすると、今度は雨が激しくザー子。

「停電になっちゃって、今からIDとパスワードをお伝えするから、記事がアップされる日付を修正してくれない?」
迷惑を掛けないから!と、半ば勝手にタイへ引っ越したくせに、こうして日本の会社へ迷惑を掛けてしまい、こういう時の自己嫌悪ったら、半端ねぇのです。
「停電?えらいこっちゃやねー。日付修正、出来たーヽ(*´∀`)ノ」
10歳年下の人から、相変わらずお友達感覚の返信を頂き、無事に書き掛けの記事がアップされてしまう事態は防げましたが、何が起こるか予測のできないタイでは、何事も前倒しで進めることが大切だと痛感した1日でした。

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