【タイ移住212日目~タイ移住218日目】タイのローカル

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サワディーカップ。
わて、サワディーカプ雄でおまー。

私は相手が1歳でも年下の場合は、基本的に奢ります。お会計を済ませた後に「ごちそうさまでした!美味しかったです」なんて言われると、また行こうねーって思えるのですが、「ごちそうさまでした!出世払いで返します」なんて言われると、オマエごときが出世できるかアホ!と思うクチです。

そんな人間のタイ移住も、今回で212日目~218目になりました。
とっくに半年を過ぎているのに、依然として思うことが色々あるなんて、我ながら厄介な性格で残念です。
移住に向かない人間の例としてご覧下さい。

<タイ移住212日目>
ガリッとした音に驚き、慌てて咀嚼していた餅米を吐き出すと、奥歯の被せ物(治療済みの歯の上にフタをしている銀のやつ)が取れていました。くそ。コイツが取れないように、タイに来てからはキャラメルや団子を控えていたのに、まさか餅米ごときの粘り気に負けるとは…。

嘘か真か知りませんが「被せ物が取れたら、すぐに入れないと歯の形が変わって作り直さないといけなくなる」と前に歯医者で言われたことがあります。個人的には歯医者ほど信用できない人間はいません。被せ物が取れただけ、と繰り返しても、念のために…と言ってはレントゲンを撮ってみたり、頼んでもいないのに歯周病予防のため…と言ってはブラッシュングの練習をさせられたり、そういう親切に見える行為の全てが代金に乗っかります。

私が東京で通っていた歯医者では、歯茎のマッサージをすると言って、何かを塗るのですが「保険適用外のものだと2,000円、保険適用のものだと300円ですが、どちらになさいますか?オススメは保険適用外の方です」と、保険適用外のものの良さを、ああだこうだと喋り倒し、他にも消毒だのチェックだの、一回で終わらせられるだろ!!と思う処置を複数回に分け、「一体いつになったら終わるのですか?」と聞いてしまうほど、何度も足繁く通うハメになるシステムを構築しています。

現在、タイで使える保険に加入していない私は『なんとしてでも安く済ませること』を目標とし、日本人向けの歯医者に行くことを諦め、タイ人向けのローカルな歯医者を探すことにしました。
とは言え、タイでは歯医者が多く、特にバンコクでは同じ道沿いに何軒もの歯医者を見かけるので、探す苦労はありません。

ただフタを被せるだけではなく、本格的な治療をするのなら、言葉も通じる日本人向けの歯医者の方が安心ですし、外観の立派さや待合室の清潔さも重視したでしょう。しかし今回は、ただ被せるだけです。言うなれば安そうなところだったら、どこでも構いません。決めたのは自宅から一番近いと思われる歯医者で、背伸びをして覗くと、中にはタイ人の患者が1人待っていました。

ここでいいや。
タイ語が話せない私は、受付の女性に向かって、おもむろに口を開け、人差し指で奥歯を指しながら、取れてしまった銀色のフタを見せます。海外で暮らして、一番うまくなったのは、タイ語でも英語でもなくジェスチャーです。
※ただし、「おいといて」のジェスチャーは通じません。

問診票はなく、紙に名前と電話番号だけを記載すると、座って待つように促され、親切な受付の女性は、わざわざテレビをつけてくれました。もちろん、タイ語です。
「見ないから消していいよ」
これも、もちろんジェスチャーで伝えます。

待つこと30分。受付の女性に連れられて入った部屋は個室で、颯爽と医師が登場しました。
鼻歌まじりに現れた医師は、40代~50代と思われる男性。私を見ると陽気に「ハロー」と言い、ものすごいスピードで英語を捲し立てました。心の準備がない段階で放たれる英語に、どっと汗が吹き出ます。

「これが取れたんだね。いつ取れたの?これ、複雑な形をしているね。素晴らしい。どこで作ったの?」
立て続けの質問に戸惑う私を無視して、医師は英語を続けます。
「あなた何人?日本人?これ、タイで作ったの?日本で作ったの?」
「日本」
「素晴らしいね、これは難しい技術だよ。ちょっと写真を撮って良い?」
「………どうぞ」

「はい、口を開けて。ああ、ここが取れたんだね。あれ?ちょっと待って。奥に2つ、他にも治療をした痕があるね」
「はい。同じようなものが、他に2つあります」
「わーお!これも素晴らしい形だよ!!見てごらん!!」
医師は興奮気味に歯科助手を呼ぶと、歯科助手も一緒になって口の中を眺めました。
「すごいね、日本の技術は。ほら、ここなんて…」
その間、もちろん私は蚊帳の外で、医師と歯科助手がタイ語で何かを言い合うのを、じっと聞きながら治療を待ちます。

パシャ、パシャ。また写真かよ…。つーか、浮かれてない??
さんざん、あらゆる歯の治療痕を見て、すっかり満足したのか、医師は私に言いました。
「はい、うがいして」
言われた通り、うがいをします。
「オッケー。おわり!」

おいおいおい!!終わっちゃねーよ!!始まってもねーよ!!いいから早くフタしろよ!!

その後、フタを被せてもらい、料金は1,000バーツ(約3,500円)でした。
た、た、高くない??ボンドみたいなやつで、くっつけただけだよね…。まさかと思うけれど、フィルム代も請求してない?

ぼられるんなら日本人向けのところに行けば良かったと後悔さえしましたが、そういうところに行くには、まず予約を取らねばならず、次に虫歯のチェックをして、そして治療、さらに「歯石が結構ありますね」などと人の羞恥心を巧みに揺さぶり、翌週は歯石取りまでさせるなど、面倒なことになりそうだったので、これはこれで良かったのだと思うことにしました。

基本ネガティブですが、自分の失敗にはポジティブです。

<タイ移住213日目>
ラオスに行った時に履いていたズボンをクリーニングに出してみました。
日本人向けのクリーニング屋もありますが、こちらも自宅から近いローカルのクリーニング屋を利用してみます。前日の歯医者の失敗があったので、まずは値段のチェックです。

「タウライ カップ?」(タイ語で、いくらですか?)
半年以上もタイで生活をしていて、この程度の語学力なんて笑えます。しかし、下手にタイ語で尋ねてしまうとタイ語で返答されることを学んでいるので、ここは無難に英語を使いました。
すると、クリーニング屋さんは料金表の紙を渡してくれ、それを目にしてオドロキ・モモノキ・やだボ○キ!!

ズボンが25バーツ(約88円)ってマジかよーー!!
新宿だと600円だったYO!割引デーに行っても通常料金の日に行っても、いつも600円だったYO!
『雨の日50オフ価格』は、50%じゃなくて50円のことだって言われたYO!日本人なのに名前をハングルで書かれたYO!

ここでもやはり名前と電話番号を書きます。
終わったら、電話をくれるシステムらしいのですが、掛けて来られても話せないので、翌日の同じ時間に来ることを伝えました。これも、だいたいジェスチャーです。ちなみに、私は「来る」「行く」など歩くジェスチャーをする時、手の形を柳原可奈子が演じるショップの店員みたくします。『いらっしゃいませ~どうぞごら~ん下さいませ~』の手です。なぜなら、その方が可愛く見えるからです。(うぜー)

ちなみに、翌日の仕上がりは、こんな感じ。
2016020916051600
想像していた以上に、しっかりとした仕上がりで、料金は本当に25バーツ(約88円)ぽっきりでした。
こんな安いなんて素敵やん。これなら躊躇なく出せるやん。すべてを失っていいと思って人を好きになるってすごいやん。あらま、自分の中にある紳助の部分が出てしまいました、申し訳ございません。

<タイ移住214日目>
最近は、ここでエサを食べています。
2016020916170500
ローカル臭漂う食堂です。
このお店の長所は、近くて、安くて、そこそこ美味しいこと。
このお店の短所は、おじちゃん店員にメニューと紙を渡されるのですが、紙にオーダーを書き終わって渡そうとすると、自分で調理場まで持って行け!と言われることと、テーブルの上に置かれている調味料にアリが群がっていること。

あと、「飲み物は?」と、ドリンクのページを開きながら聞かれたことがあり、その中からアイスコーヒーを選ぶと「このページの物は全部ない」と言われたことがあり、なかなか攻略が難しい店です。じゃあ、メニュー開いて見せるなよ。
2016020916520000
パッタイ50バーツ(約175円)。

<タイ移住216日目>
洗面台の下から少量ですが、水漏れが起きていました。
スマホで撮影し、下の管理事務所にその写真を見せます。写真が全てを物語ってくれているので、マイルーム、ウォーターと言うだけでOKです。部屋番号を伝え、しばらく待っていると、管理事務所のエンジニアが来て、洗面台の下をチェックし、おもむろに言いました。
「Can you speak Thai?」
いいえ。
それでも、続きはフルスピードのタイ語を放り込まれ、動揺します。
言ったよね?いいえって。あんたも困った顔したよね?それなのに、どうしてタイ語で押し通す覚悟を決めたよ。

「これ・XXX・否定形・良い・XXXXX。今・否定形・ある・XXXXXXX。僕・買う・XXXX・新しい・XXXX。今日・否定形・できる・XXXXX。明日・XXXX・来る・ここ・XXXXX・何時?」
ほとんど分からなくても、聞き取れた単語だけで、なんとなく言いたいことが分かるなんて、まるで英検のリスニングテストです。たぶんですが、排水管(あるいは給水管)が悪くなっているけれど、今は在庫がないから修理できなくて、新しいものを買って来るから、明日の何時がイイ?って聞いているんだろ?そうだろ??
「10時」
こちらも日本語で押し通す覚悟を決めました。
ただ、両手の指をフル活用したので、あっさり通用し、なんとかなるものだと実感です。

じゃあねー、ばいばいー。
ドアまで送ると、彼は去り際に何かを言いました。
「XXXXX・XXXXX・XXXXX・XXXXX・XXXXX、OK?」
全く分からない時は笑顔で言うようにしています。
「オッケー!!」

<タイ移住217日目>
昨日と同じエンジニアが水漏れの修理にやって来ました。
まるでそれが世の中の仕組みになっているかのように、当然のごとく10時の約束で10時半の訪問です。しかし、おかげさまで30分程度の遅刻には動じない私になりました。

修理の最中、別にイチイチ報告など要らないのに、終始タイ語で説明されるので、全て「オッケー」で通します。
途中、拭くものはありますか?と聞かれても、オッケーと言いながら微笑んでいると、さすがにジェスチャーで意思表示をしてくれました。今までも、そしてこれからも、一切言葉を発さなくて良いので、ずっとジェスチャーでお願いします。その方が確実かつ楽しい時間を過ごせます。

エンジニアが帰って行き、水漏れは治りましたが、今度はお湯を出す度にゴーオーと重低音が響くようになり、しかし、それはジェスチャーで再現できなそうなので、諦めるしかなさそうです。緊急事態でもないし、不便でもないしね。

<タイ移住218日目>
とある街で、こんな食べ物を発見しました。
2016020916522900
これを見た時の私の気持ちをパーセンテージで表現します。

10% わざわざ日本からタイに出て来て何やってんだか。
10% タイだからこそできるんだろうね…。
80% バニラアイスが3玉あるのは、おかしくね?

増えても用途が見当たりません。

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| “サワディーカプ雄のタイ移住日記” の一覧はこちら       
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2016020916054100

日々、ローカルなビーチで癒されています。

コメント

  1. イープン花子 より:

    こんにちは(・∀・)
    私は年上であろうと年下であろうと1度自分で支払うと伝えてもまだ御馳走してくれると言うなら速報お財布をしまいます。レジの前でグチャグチャするのが大嫌いだからです( ´罒`*)✧”
    「ごっつぁんです」いやいや「御馳走さま♥」と満面の笑顔でお礼をいいます(笑)

    日本でも病気選びは大変なのに海外なら尚更でしょうね…
    しかも保険がきかないとなれば病院に行く事すら躊躇う気がします。
    重篤な病気でない限りは熱など休養したり栄養をとったり日にち薬だったりで回復する場合もあるでしょうけど…歯だけは放置すればするだけ悪くなるから困りますよね。
    私も12月に前歯の1本だけ差歯があるのですが…フランスパンをかじった瞬間ガリっ!!という音とともに口の中に違和感を感じました。差歯が欠けました(;Д;)(;Д;)しかもセラミックなのにーー!即歯医者に駆込み86,400円の出費でした。その後も大阪に引越して来てから自分に合う歯医者がなくメンテナンスを怠った付けが今になって色々と厄介なことになっています。
    私は特にだ液がむし歯になりやすい要素があるのでメンテナンスを怠ると虫歯にすぐになります。
    でも大阪にはあまりメンテナンスを重視してくれる歯科がまだまだ少ないです(´-ω-。` )歯科医院ジプシーです(笑)
    カプ雄さんはむし歯になりやすくはないですか?気をつけてくださいね。本当に毎日磨いているのに虫歯になる私!しかしズボらな主人はほとんど虫歯にならないので…ブラッシングだけが全てではないと思ってます(笑)
    しっかり糸ようじやデンタルリンスを駆使して虫歯予防してくださいね。

    クリーニングもお安い!でもダウンとかはタイにはクリーニングの技術はあるのでしょうか?おいくら位するのかしら…。
    でも写真のパンツを見る限り特殊な物じゃない限りは大丈夫そうですね。シルクとかは黄ばんだりするのかな?なんて(笑)
    クリーニング代金って住んでいる所やクリーニング店によって料金が全く違いますね。しかし88円は安い!と思ってしまう。タイの物価からすればそうでもないんでしょうけど( ̄▽ ̄;)

    最後のパフェ…
    ち〇こパフェ突っ込み所満載←ち〇こは突っ込むもんやろ?(笑)
    なぜチョコチップがふぐりにふりかけてるのかしら?毛を表現?なら剃毛後という事ですかね?←下品過ぎました(´nωn`)

    1. サワディーカプ雄 より:

      イープン花子さま

      サワー!!タイの若い人たちは略して、ワッディーと気軽な挨拶に使うそうですが、私はサワーの方を使いたいと思います。サワー!!
      つーか、花子さまよぉ……ド下ネタじゃねーか!!!!
      突っ込むもんやろって…。本当に…花子さまったら、ひょうきん族ですな♥

      あのですね、一つお伝えしておきますと、昨日知ったのですが、私が働いている会社の人で、このコメント欄まで読んでいる人がいて、その人は私と花子さまのコメントを「文通」と言っておりました(笑) でもマイミーパンハー(タイ語で問題ねぇよ)!! ド下とか平気なタイプだから。

      それよりセラミックが8万以上することに衝撃です。そんなするなんて。家賃じゃねーんだから!!
      虫歯は分かる。なんで分かったん?私も、糸ようじして、歯磨きして(それこそすげえ時間かけて)、モンダミンして、それでもなりますね。新宿の歯医者では、ブラッシングのチェックで、あのピンクの薬あるじゃないですか。噛み砕いで歯垢が残っているところが赤くなるやつ。終わったら唇が舞妓になるやつ。あれで、歯垢の残りをパーセンテージで表示して、どの部分にどのくらい残っているのかを、データとして渡されるんです。スコアみたいなものまで書いてあって。それで「歯磨きがプロ級」って絶賛されているのに、すぐ虫歯になるんですよ。
      でも、花子さまのご主人のように、まったく虫歯にもならない人っていますよね。プロ級より絶対に下手なブラッシングなのに。しかも、そういう人って、不思議とフタも取れないんですよ。ガムやキャラメルやら気にせず食べて、一回も取れたことない~とか言われると、愕然とします。歯医者を変えてもやっぱり取れるので、技術の問題でもなさそうだし、唾液の問題なんでしょうかね。
      ちなみに、先日、私の足に蚊が止まり、うわっと言った瞬間に唾が蚊に飛んで、その少量の唾で蚊が死にました…。

      ダウンは今、料金表を見たら書いてなかったんですけど、シルクは120バーツ(約420円)でした。バスタオルとかタオルの料金もあって、そんなもんまで出すのでしょかね…。ちなみに黄ばんだりはしないんですが、白いシャツなんかを何回も洗っていると、うっすら灰色っぽくなります。やっぱり水がそこまで綺麗じゃないんでしょうね。ま、30回くらい洗って、ようやくちょっと灰色っぽいかな?くらいなので気になりませんが、そういう事情が関係して、タイでは日本よりも早い段階で香り付きの柔軟剤が浸透していたようです。
      「洗っているわよ、匂いを嗅げば分かるでしょ!!」
      そんなタイの奥様たちのプライドでしょうかね。

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