【タイ移住282日目~タイ移住288日目】タイのソンクラーン
サワディーカップ。
バンコク在住のサワディーカプ雄です。
そろそろ日本はゴールデンウィークですね!いいですねー。ワテにゃ関係ねぇーけどよ。そんなことよりYO、今年から8月11日が祝日になったなんて…。しかも、山の日って何だよ。そのうち川の日も作る気かしら。山の日、川の日と続いたら、豊の日も作ってYO!!山川豊デビュー35周年シングル『再愛/蜃気楼の町から』絶賛発売中です。
それでは今週もタイ移住生活を振り返ってみます。
いいですか?しつこく念を押しますが、今日も有益な情報はゼロです。ヒマな38歳のつまらない日常をご覧下さい。
<タイ移住282日目>
先週のタイ移住日記からの続きになりますが、日本から女人が来ていました。
そして、この前日に日本から「私が今までの人生で最も気を遣わない友人」も来たので、3人でパタヤまで出掛けました。
この日からタイはソンクラーン(旧正月)。
渋滞を考慮して朝6時にオンヌット駅へ集合します。そこからバスターミナルのエカマイ駅まで移動したのですが、予想に反してターミナルは混雑しておらず、バスのチケットもすんなり購入することができました。さらに道も空いており、いつもよりスムーズにパタヤへ到着しました。
「もしかしたら、みんな前日の夜から前乗りしているのかも」
一抹の不安を抱きながら、馴染みのビーチへ行くと、なぜかガラガラ。
「おはようカプ雄さん。元気ー?」
そう言って手を振ってくれた、ビーチのスタッフに尋ねます。
「一番前って空いてる?3人分なんだけど」
空いているようには見えますが、予約で埋まっているのかもしれません。
「空いてるよー、どうぞ」
エカマイからのバスが満員で乗れなかったら…。
道が渋滞してパタヤへ到着するのが遅くなったら…。
ビーチチェアの一番前が空いていなかったら…。
前日の夜、色々なことを想定していたので、かなり拍子抜けです。
「なして?今日はソンクラーンだべ。こんなに空いているなんて!」
私の疑問にスタッフは答えます。
「パタヤの水掛け祭は17日~19日なんだよ」
⇒ちなみに、この日は13日
「しかも今日は水曜日だから」
⇒パタヤのビーチは原則として水曜休み
そうなんだ!じゃあ、水を掛けられる心配なんてしなくて良かったじゃん!!
前日、ジップロックを大量に購入して、財布やスマホが濡れないように、完璧な包装をしてきたっつーのに、ムダだったね。
「うん、今日は濡れないよ」
その言葉を信じなくて良かった…と、後になって思います。
ホテルでチェックインを済ませ、夕飯のためにパタヤの街中まで出掛けたのですが、ソンテウの中が水浸しになるほど、何度も側道からバケツで水を掛けられました。水鉄砲の攻撃なら、まだ濡れ方にも可愛げがありますが、バケツやホースを使われると、成す術もなく笑えません。
吸水して重くなってしまった服の水を絞った途端に、またバケツ。顔を拭いている最中に今度はホース。肝心なことは諦める勇気だと知りました。他人に水を掛ける人たちは、きっと「キャー」とか「ワー」とか嫌がる様子が楽しいのでしょう。しかし、3人とも無言かつ無表情。怒ってはいけない、そんな暗黙なルールを守りながらも、決して楽しんでいる素振りは見せませんでした。なんかね…疲れるんだよ。いちいち、ビクッとするから。
女人がメスの日だったこともあり、あまり濡れたくない私たちは、パタヤの市街地からジョムティエンへ戻る道中も、なるべく水掛けをしていなそうなルートを探りながら戻りました。
こうやってタイのお祭りに見知らぬ外国人を入れてくれることは、本当に感謝すべきことです。
とは言え、水浸しになるだけではなく、顔に白い泥みたいなものまで塗られて、楽しみたい人だけが特定のスペースで遊べばいいのに…と、ため息交じりに思います。ま、他国の文化ですから、お邪魔している私たちが受け入れなくてはならないことですけどね。
夜、友人はマッサージへ、女人と私は海辺へ出掛けたのですが、そこでも小さなガキンチョに水を掛けられ、ちょっとの外出でも、びしょ濡れになりました。一度、濡れるとどうでも良くなります。へいへい、どうしたクソガキ、もう終わりか?
海水で攻撃されると、目にしみるので要注意です。
<タイ移住283日目>
午前中はビーチチェアで寝転がり、太陽を燦々と浴びてから、昼頃にバンコクへ帰りました。
「パタヤのバスターミナルまでソンテウで帰ったら、間違いなく濡れ死ぬね」
前日のように本濡れ状態で、エアコンがガンガンのバスに乗ってしまっては、高い確率で風邪を引きます。よって、ビーチからバスターミナルまではタクシーを利用することにしました。パタヤのタクシーはメータータクシーと書いていますが、メーターは使わず交渉制になります。
「ソンテウでここまで1人50バーツだから、出しても1人100バーツ」
この価格設定が妥当なのか高いのか知りませんが、1台目には断られ、2台目には乗せてもらえました。
到着したパタヤのバスターミナルは、見たこともないほどの大混雑。何時のバスに乗れるんだろ…と悶々としながらチケット売り場に並びましたが、時期も時期だけに、バスが増便されているようで、10分ちょっとで乗ることができました。しかも最前列。前の人がリクライニングをググーッと倒して来る心配こそありませんが、運転手の様子が丸見えで、アタリなのかハズレなのか判断できません。
スマホで音楽を鳴らし、ゴキゲンに歌う運転手。途中、リズムに合わせて無意味なクラクション。あまりの騒々しさに寝れません。とは言え、明らかに眠そうに運転されるよりはマシです。
夜は、オンヌット駅から徒歩数分にあるムーガタの店へ。
ムーガタとはタイ式の焼肉ですが、鍋(焼肉で言うところの鉄板)の形が独特で、中央が盛り上がっています。そのモッコリしている部分で肉や魚介類を焼き、スープが張られたフチの部分で野菜を煮ます。肉や魚介から出た汁がフチのスープに流れ落ち、そこで肉をしゃぶしゃぶしても美味しく、アレンジは無限です。
私は誰の許可も得ることなく、勝手にスープの部分に大量のバジルを投入しました。女人も友人もムーガタを食べたことがないので、私が「こうである」と言い切れば、こうなのです。
屋外で南国の風に吹かれながら、ムーガタを食べていると、女人が突然、涙を流しました。この6日間を振り返ったのでしょうか?帰りたくなくなったのでしょうか?
なんだろ、泣かれると雰囲気が悪くなるわー。
保健所へ連れて行こうかしら。
ハンカチで拭った涙の半分は、ムーガタの汁で出来ています。
ここはビュッフェで1人199バーツ(約637円)。
ビュッフェ形式なので肉や野菜だけではなく、トムヤムクンやラープなど、さまざまなタイ料理を少しずつ食べられるので、楽しいと思います。ただ、飲み物やテーブルにセッティングされるナプキン(ティッシュ)代やら、なんだかんだで合計820バーツ(約2,624円)でした。
地元の人たちで混雑していて、そんなローカルな雰囲気も◎です。
個人的には、もう行かなくていいかな…って感じですけどね。
<タイ移住284日目>
朝、女人が日本へ帰りました。
「自分へのお土産は買わない」と言っていたわりに、だいぶ自分へのお土産を抱えての帰国でした。
その後、日本から来ている友達とパスポートケースを作りにチットロムへ。
これは女人が作ったものですが、好きな色のパスポートケースに、自分で選んだアイテムをプレスしてもらうことができます。
パスポートケースは100バーツ(約320円)、アイテムは1個まで無料、2個目からは1つにつき20バーツ(約64円)です。
<タイ移住285日目>
朝、友人も日本へ帰りました。
また、たった一人でのタイ生活が始まります。
この日のバンコクは、まだ連休の真っ最中。マンションもひっそりと静まり返っていました。
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今日からラオス!!
気分はカオス!!