【タイ移住8日目】タイでの停電
それは突然、本当に突然の出来事でした。
申し遅れましたカプ雄・サワディーです。
そろそろ名前の紹介は省略しても良いかな~と思っている今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
こちら、タイは本日も灼熱です!
この日のお昼頃、1階のコンビニへ行き、手巻き寿司2本と箱に入ったアイスクリームを購入しました。私の貧乏くさい性根は、タイに来たとて変わることなく、50%オフのシールが貼ってあると手当たり次第に買ってしまいます。この時もまた、25バーツの手巻き寿司が50%オフの12.5バーツ(約100円→約50円)になっていたので、迷わず買いました。カタカナで「マヨネーズテマキ」と書いている以外は全てタイ語だったので、かぶりつくまで具は分かりません。
1本目、メインの具がニンジン。馬じゃねーんだから。あとは細いキュウリと甘めのマヨネーズ。明らかに失敗です。
2本目、どうやら同じもの。仕方がないから口に含んだ瞬間、なんとも言葉では表現できない腐敗臭が口いっぱいに広がりました。実は数日前もホテルの朝食のスイカを口に運んだ瞬間、強烈な腐敗臭に犯されて、生モノに対しては慎重になっているつもりでしたが、酢飯やマヨネーズのにおいと混ざったことで、気が付かなかったようです。
その後、何の前触れもなく、突然の停電。
あー、なんかこういうの東南アジアっぽいね~と浮かれること数分、灼熱のタイでは室内がすぐに高温スチームサウナ状態になり、私の白目が黄色くなりかけました。それから1時間が経過した頃でしょうか。不意に冷凍庫の中にアイスの箱を入れていたことを思い出しました。
「オーマイガットネス!!高級アイスクリームちゃんだったのに!!」
保冷状態が保たれているうちに箱から取り出し、一本ずつ一心不乱に食べ始めました。
いつ復旧するか分からないんだから、全て胃の中に収めてやるぞえ!!
しかしカプ曽根、ギャル曽根先生の足元にも及ばず、3本あたりでギブアップ。再び冷凍庫にアイスを戻し、1階の管理事務所へ行ってみました。マンション全体が停電なのか、それとも一時的なものなのか、無愛想な奴らなら、何かを知っているかもしれません。ところがエレベータは動き、管理事務所の中もキンキンに冷えています。
微笑みの国・タイの掃き溜めたちに尋ねてみると、どうやら停電ではなさそうです。
部屋番号を伝えると、調べてくれた女が教えてくれました。
「部屋のオーナーが前月までの電気代を支払っていないので止められたようですね」
なんだと?またかよ!!また、あのクソオーナー絡みかよ!!
オーナーの連絡先なんて知らないので、不動産会社に電話をしました。
毎日毎日、オーナーのせいで我慢を強いられており、その怒りが沸々と湧いて来ました。
忘れているわけではありません。この不動産会社の女性が使えないことは知っています。しかし、昨日の今日なので、少しは改善されるのではないか?と淡い期待を抱いてしまいました。
「オーナーに確認したところ、シンガポールへ遊びに行っているみたいで、すぐには払えないそうです」
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それで??だから??また伝達のみ??どんだけバカなの??
もう何かを言う気も失せました。私の心も折れました。
「私がオーナーの分を立て替えてお支払いしておきますね」
考える力がないのだから、こちらから段取りを伝えなければなりません。
「はい、分かりました」
「次の家賃は、この分を差し引いて振り込みますから、オーナーにそう伝えて下さい」
「はい、分かりました。あ、支払った領収書ですけど、写真に撮って送ってもらえますか?」
結局、デスクから離れようとはしないんだね…。別に来られてもイラつくだけだからイイけれどさ…。
私の推測ですが、このオーナーは他人に部屋を貸すことが初めてなのだと思います。
カードキーの登録、メールボックスの鍵、入居日までのクリーニング、洗濯機の設置、公共料金の支払い…など手際と段取りの悪さばかりが目立ちます。きっと水道も払っていないでしょうし、他にも何か忘れていることでしょう。
この先も、このオーナーには振り回されそうです。
「ところで洗濯機の件、どうなりましたか?今日の朝、連絡をくれることになっていましたよね」
午後にもなってもメールがないことをチクリと言うと、出川女史は平然と答えました。
「洗濯機の件ですが土曜日に決まりました。何時がよろしいでしょう?」
デジャブ?オウム?どっちでもいいわ!!もう、何かを期待することはやめよう…。
停電になるとWi-Fiも繋がらず、蒸し暑い部屋でボーッとしているだけになりそうなので、電気料金の支払いを済ませてから、無料Wi-Fiが使えるTrue Cooffeeに行きました。コーヒーの値段はやや高めですが(400円くらい)、マンションの1階にあるため非常に便利で、さらに店内Wi-Fiも絶好調だし、雰囲気も良いし、パソコンをいじっている外国人の方も沢山いました。
True Coffeeでマッタリしながら、1時間おきに電気が再開されたか?を部屋まで確認に行き、午後6時半過ぎ、ようやく電気が再開され、ほっと一息です。蒸し風呂の中で寝るという事態だけは防ぐことができました。
部屋に戻り、買っておいたライムジュース(1リットルで20バーツ=約80円)を飲もうと開けてみました。
何これ、どうやって開けるんだろ…。
何をするにもイチイチ苦労が伴い、落ち着くまでにはもう少し時間が掛かりそうです。
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楽しく読ませて頂いています(^∇^)
カプ雄さんのブログを読んでいると、タイ移住の夢が崩れてきました(笑)
イライラするとは思いますが、頑張って下さいね!