【タイ移住310日目~タイ移住316日目】タイの映画館

サワディーカップ。
タイ移住中のサワディーカプ雄です。先日、このブログを読んでいる友人に「気の強さが文章の端々から感じ取れる」と言われました。そうでしょうか?ワタクシ、どちらかと言えば、はっきり物事を言えず、同じ人にウダウダと同じ内容の愚痴を繰り返し漏らすタイプです。

って、私がどんなタイプか誰も興味がないと思いますので、さっさとタイ移住生活を振り返りたいと思います。
それもまた興味がないかもしれませんが、安心して下さい。今日は短めに終えますよ。

<タイ移住310日目>
バンコクで小規模の爆発があったようです。以下、大使館からのメールです。
「本日、昼頃ファランポーン駅にて小規模な爆発事案が発生しました。
当館より警察関係者等に確認したところ、爆発で2名のタイ人が軽傷を負ったとのことですが、邦人の被害はありませんでした。また、警察では事件、事故両方の可能性を視野に入れ捜査を行っている由です。
本件が事故か事件かについて現時点では不明ですが、念のため外出の際には周囲に注意を払う等ご留意ください。」

驚いたね。
爆発そのものにも驚いたけれど、大使館からのメールと言えば、先週もお伝えしたとおり、なぜか読点がコンマであることが、もはやバンコク名物になりかけていたのに、この日のメールは普通の読点。さらに、今までは数字が全角だったのですが、今回は数字が半角になっており、係の方が変わったのかしら?と勘繰っております。いずれにしても、私には読みやすいレイアウトです。

で、ファランポーン駅での爆発。
近隣に住んでいる方にとっては、昨年のテロのこともあるので心配ですよね。ただ、気を付けようがないこともまた事実で…。とは言え、ワテ、こういう緊急一斉メールを読むと、緩みきっていた気持ちが引き締まるんどす。やっぱり何も起きない日常に慣れてしまうと、海外にいることを忘れがちになりますからね…。
大使館のご担当者さま、いつもありがとうございますm(__)m

<タイ移住311日目>
タイに住んで10ヶ月半、初めて映画館へ行って来ました!
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観たい観たい、と思っていたジャングル・ブック。

全米では4月15日に公開され、週末だけで1億326万1464ドル(約113億5876万円)の興行収入を叩き出した大ヒット作です。
そこから3週連続首位をキープし、1ヶ月以上が経つ今もなお高い人気を誇っています。
日本での公開は8月11日ですが、タイでは既に上映中。この映画に限らず、タイではハリウッド映画の公開が早く、ほとんどの作品が日本よりも一足先に公開されます。

今回、行った映画館はメガバンナーにあるメガシネプレックス。
あらかじめ時間を調べて行ったのですが「いきなり変更とかしてるかも。この国、信用ならないから」と、かなり早めに到着し、日本の映画館にもある、こんなパネルで再び上映開始時間を確認しました。

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13時50分上映開始。良し、変更になってねーぜ!!
ジャングル・ブックは「音声=英語・字幕=タイ語」の字幕バージョンと「音声=タイ語」の吹き替えバージョンの2パターンあり、ちなみに伊藤英明が主演の映画、テラフォーマーズ(4月29日公開)も上映されていましたが、タイ語吹き替えのみでした。英明の一人称もポムになっているはず!

チケットは、これで購入。
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タッチパネルの言語は、タイ語から英語に変更でき、操作も簡単!
観たい映画のタイトルを選び→枚数を選び→座席を選び→料金を払う(クレジットカードにも対応)と、チケットが発券されます。

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ちなみに、座席の選び方も画面を見ながらタッチするだけ!
料金は200バーツ(約640円)で、日本の約3分の1です。曜日によって、値段は少し違うみたいですけど、それでも1,800円なんて取りません。何が「毎月1日は映画の日」じゃ!!やかましいわー。

館内は撮影禁止だったので、シートの写真はありませんが、メガシネプレックスに関しては日本の映画館と全く同じでした。
なんかね、映画館によっては、寝転がって観ることもできるVIP席があるらしいよー。でもさ、寝転がって英語の映画なんか観たら、間違いなく寝るよねー。ただえさえ耳が遠くなりつつある今日この頃だし。

上映前にトイレへ行ったのですが、さすがの清潔さでした。
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ビックCのトイレも、このくらいキレイにならんのかしら…。ビックCってさ、なんでか知らないけれど、どの店舗もトイレが臭いんよね。変な形の便器とかあるし。

映画が始まる前に予告やCMが流れる点も同じです。ただ、ものすごく長いの…。あまりに長いの…。成長期のガキなら、数ミリくらい背が伸びるんじゃないかってくらい、それはそれは長い時間で、映画の予告だけではなく柔軟剤やピザ屋のCMもダラダラと流れ続けます。
ようやく終わったかと思ったさ。一瞬、間が空いたからね。すると、今度は謎の歌が流れる始末。
ナニコレー。ちょいー、もう20分が経過したしー、みんなどうしてんだよー。

ワタクシごとですが、座席を選ぶ際に、スクリーンの位置を勘違いしたため、一人だけポツンと前方に座っていました。
私より前に座っている人がいないので、何気なく「どんな顔して20分以上も待っているんだろ」と振り返ったところ、全員が起立をして画面に向かっていました。
え?何だっつーの!!慌てて立ち上がり帽子を取ります。

この歌は国王さまへの賛美歌で、きちんと立って聞かなければならないそうです。
あい、わかった。次回からは、真っ先に立ってやる!!!

そして映画が始まります。
2時間の映画の中で、センテンスを丸ごと聞き取れたのは「Wow,elephants!」と「Get inside!」のみ。
それでも難しい物語ではないので、だいたい分かりました。ええ、ほとんど想像です。
私がライオンなら、こう言うだろう。私が大蛇なら、こう言うだろう。要するに、ジャングル・ブックの脚本家はワタシ。台詞と映像に多少の相違はありましたが、自由自在に展開を組み立てられるので、思うがままにストーリーを進めることができます。よって、大満足。

エンドロールの音楽も最高で、余韻に浸っている最中でした。
ふと視線を感じて振り返ったら、観客、誰も居やしねえ!!
係員が「この外人、いつまで座ってんだよ」と、呆れた目で私を眺めていました。タイ人って、終わったらさっさと帰るんだね…。夜の営みもそうなんだろうか…。

余談ですが、私は映画の中で大蛇が喋った瞬間、それこそ1秒以内に「あ、この声、スカーレット・ヨハンソンだ!」と気付きました。どうしてなのか自分でも分かりませんが、画面を見ていなくても、スカーレット・ヨハンソン、伊東四朗、野際陽子、この3人の声は瞬時に聞き分けられます。

映画の後は、メガバンナーからウドムスック駅まで送迎バスで帰り、駅近くにあるイサーン料理の食堂で夕飯です。
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チャイニーズソーセージ入りのチャーハン、50バーツ(約160円)。

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コームーヤーン(豚のノド肉を焼いたもの)、70バーツ(約224円)。

どちらも、まあまあ美味しくて、良い1日でした!
こんな日が続けば、人生楽勝なのにね。

<タイ移住312日目>
日本から持って来たスマホと、タイで購入したスマホ。
どちらもブッ壊れ気味でございます。

日本のスマホは、ちょっと使うだけで勝手に電源が落ち、そうなると電源ボタンを長押ししたところで起動しません。数分後に勝手に電源が入ることもあれば、丸1日使えないこともあります。厄介なのは電源が落ちる時に規則性が見当たらないことで、ネットをしている時だったり、LINEをしている時だったり、メモ帳に何かを打ち込んでいる時だったり、時間も場所も問いません。最も困るのは夜中に電源が落ち、アラームが鳴らない時です。
家には目覚まし時計があるから別に構いませんが、旅先だと携帯電話をアラームにするので、このままでは困ります。

タイのスマホも似たような感じで、フル充電をした場合、使っていくと100%から99%→98%と順々に電池が減り(ここまでは良いさ)97%→96%→2%と一気に94%分をスッ飛ばして、勝手にシャットダウン。
その他にも、いきなりフリーズしたかと思えば、どのボタンを押しても動かず、画面は止まったままだったり。こちらも回復はスマホさまの気分次第です。

どちらのスマホも完全に使えなくなるのは時間の問題でしょう。新しく買い換えようかしら?と思う一方で、会社の人や実家にはメールで連絡が取れるし、たとえ画面が固まっても着信があると一時的に回復をするから、このままでも良いかなーと思ったりしています。

特に最近、LINEが鬱陶しいので、もし新しく携帯を買ってもインストールをする気はありません。
もしくはインストールをしても、会社の人にしか教えません。

自分で調べられるだろ!!ってことを平気で聞いてくる人とかいるからね。
「○○ってどんな意味?」とかさ、その言葉を打ち込むのなら、LINEじゃなくてグーグルの画面に打ち込めよ!!
だから、ただの暇つぶしでしょ。自分の暇を潰すのに他人を巻き込むなって!!

こういうツールのおかげで、海外生活をしていても日本にいる時と同じように、簡単に連絡が取れるようになりましたが、逆に言うと、大した用もないのに連絡をしやすくなったのだと思います。特に、まともな話し相手が居なそうな、つまんないヤツほど頻繁です。

今までなら電話とかだったじゃん。
「こんなことで電話しちゃって悪いかなー」とか、そういうさ、相手への気遣いがあったはずなのに、無料で気軽に連絡ができるせいで、他人への配慮まで欠けてしまっている人がいて、本当に辟易。性能が進化しても、人間が退化しちゃったら意味ないし、なるべく他人に寄生をしないで生きてもらいたいと心から願っています。

スマホの調子も悪いし、現在は皆さんに「LINEは用事のある時だけにして欲しい」とお願いをしています。
スマホの機嫌か、私の機嫌。どちらかが直れば良いのですが、まあ無理でしょう。

<タイ移住313日目>
タイのお金は、紙幣が1000バーツ、500バーツ、100バーツ、50バーツ、20バーツと5種類あり、コインは10バーツ、5バーツ、2バーツ、1バーツ、その他に補助通貨として、50サタン、25サタン(100サタンで1バーツ)があります。

で、この日の出来事というより「タイあるある」だと思うのですが、コンビニで買い物をした時に85バーツだったので、20バーツ札でお釣りをもらおうと、100バーツ札1枚と5バーツのコイン1枚で支払ったところ、5バーツコイン4枚でお釣りが来ました…。おいおいおいおい、100バーツじゃなくて105バーツを渡された意図とか考えないわけ?
※レジに20バーツ札はありました。

タイではお釣りが「どうして、この組み合わせで来るんだよ…」と思うことが多々あります。

BTSを利用される方なら、たぶん分かってくれると思うのですが、2バーツコインって邪魔じゃね?
あれ、たまに金のメッキが剥がれて、銀になっていると見分けるのが面倒だしさ(日本の方は、5円玉が銀になって50円玉と区別しにくい様子をイメージして下さい)、ウォーターサーバーも1バーツコインじゃないと使えないし、この間、お釣りの12バーツを2バーツコイン6枚で渡された時には殺意さえ芽生えたよー。

あと、サタンで払うと露骨に嫌な顔をする店員がいるのですが、だったら12.75バーツとか中途半端な値段にするなよー、こっちだって迷惑してんだから!!
ついでに言うと、電気料金とかさ、263.89バーツなんて、サタンでも払えない金額にするなっつーの。
サタンは50サタンと25サタンしかないんだから、バーツ以下の部分は25、50、75の三択で良いと思うんだけどー。

あらやだ☆もう、こんな時間。
短めに終えますよ、と宣言したわりに、途中でスイッチが入ったようで長々と失礼しました。
それでは、また来週。

サワディーカップ!!

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