マレーシア入国に必要なビザ(観光)
多民族国家であるマレーシアには、様々な文化や宗教を持った人々が集まって暮らしています。マレーシアに行く際には、そんな背景も踏まえた上で、マナーを守るのも観光を楽しむためには必要になってきます。
そんなマレーシアに入国する際には、どのようなビザが必要になるのでしょうか?
マレーシアへの入国は、観光目的で3か月以内の滞在である場合には、査証(ビザ)を申請することなく入国することができます。観光目的でマレーシアに入国すると、ソシアルパスが発行されます。また、サラワク州とサバ州に入国する際に定められていた入域規定は廃止され、現在は全土統一で査証免除となっています。
観光目的で査証免除で入国すると、特別なビザを申請することなく3か月まで滞在することができますが、その場合は滞在延長は不可能になります。一度マレーシアの国から出て再度入国するとさらに新しく3か月滞在することが可能になりますが、「3アウトルール」というルールに従い、3回目の入国審査は厳しくなります。
ビザなしで入出国を繰り返す場合には、1年間で最大180日まで滞在することができます。
また、観光目的で入国し、万が一滞在期間を過ぎてしまうとどうなるのでしょうか?
万が一3か月の滞在をしてしまうと、不法滞在とみなされてしまいます。不法滞在を行うと、禁固刑や罰金、国外退去などの処分が下されます。さらに、一度不法滞在を働いてしまうと、それ以降はマレーシア入国が拒否されてしまうので注意が必要です。
観光でマレーシアに入国する際には、必ず3か月をすぎないように出国の計画を立てましょう。
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