しょっぴーのフィリピン留学記【まとめ】

目次
しょっぴーのフィリピン短期留学記<まとめ>

こんにちは。大学4年生のしょっぴーです!
1週間のフィリピン短期留学から帰国して、日本で生活していると「ここは日本と違うな」「こういうことがあったな〜」と、改めて考えることがあります。
そこでフィリピン留学体験談の特別編として、9日間の短期留学のまとめを書いていこうと思います。
- フィリピンでの日常生活について
- 語学スクールについて
- 寮での生活について
- その他
上記の4つに分けてお伝えします!
フィリピンでの日常生活について

まずは、フィリピンでの生活面で気付いたことを書いていきます。
<お金>

意外でしたが、フィリピン(セブ)ではクレジットカードが使用できない場面が何度かありました。いかにも現地のお店、タクシー、コンビニなど、日本では使える場所でも使えないことがあり、たとえセキュリティ面が不安でも、多少の現金は持ち歩いた方が良さそうです。
なお、クレジットカードが使えたのは、スーパー、スターバックス、ジョリビー、マクドナルドなどです。
また、フィリピンでも日本でいうところの「Pay Pay」「LINE Pay」のようなバーコード決済を導入している場所は多く、コンビニや現地系のお店で使えるようでした。
現金を利用する際の注意点は、小さなお店やタクシーではお釣りの小銭を用意していないときがあること。可能な限り、自分で小銭を用意していた方が良いと思います!
僕は、実際にコンビニでお釣りをもらう時、お店の人が小銭を用意しておらず、わざわざバックヤードまで取りに行き、後ろに並んでいる人たちを待たせてしまったことがありました…。
<セブ市内での移動手段>


写真の通り、歩道は整備されていなかったり、大きな穴があいていることもありました。雨が降ると、水はけも悪いので、近場の移動だけ徒歩、あとはタクシーを利用していました。
セブでのタクシーの初乗りは40ペソ(100円しないくらい)で、そこから距離や時間に応じて追加料金が発生します。日本と比べて圧倒的に安いですね。
日本で見かける大型タイプのタクシーはなく、乗れても4人くらい。メーカーは、TOYOTAが多かったかな…。マニュアル車を運転しているドライバーも多かったです。
タクシーを停める時は、ただ手を挙げるのではなくて、人差し指を立て(オードリー春日のトゥースみたいな感じ)、手首を回して合図します。

あとは、ぼったくりに注意!メーターを使わず「〇〇ペソね」と言われたら、ぼったくり。メーターを使っているか?をしっかりと確認しましょう。
僕は帰国前日、セブシティからマクタン島に行く時、ドライバーから混んでいることを理由に「500ペソ、OK?」と言われました。
ぼったくりだ!と思ったけれど、日本円に換算したら1,000円ちょっと。本当に混んでいても、それ以上は掛からないのであれば決して高くないな、と思って乗っちゃいました(笑)
セブ市内では、タクシーの他にバイタク(バイクの後ろに乗るタクシー)もありました。
バイタクのドライバーが多くて、道を歩いているだけでも、やたらと声を掛けられます。料金は目的地を伝えて交渉するそうですが、安全面を考慮して今回は利用しませんでした。
あと、Uberのような配車サービス「Grab」や現地のバス、ちょっと変わった乗合タクシー「ジプニー」などがあります。ジプニーは次の機会に利用してみたいです!

※写真の青い車がジプニーで、改造されたトラックの荷台に乗ります。
<気候>

フィリピンの気候は、雨季(6月~10月)と乾季(11月~5月)に分かれており、僕がフィリピンに滞在していた1月は乾季に該当するため、上の写真のような『ザ・南国』を想定して行きました。
ところが滞在中は全く晴れず!!

天気が良かったのは途中の1日だけで、あとは「曇り」or「雨」の蒸し暑い日が続いていました。1月が最も涼しい月らしく、気温的には過ごしやすかったです(ただ、天候のせいでジメジメしていました)。
日焼け止めを買って行ったのに、ほとんど使わなかったな…🥺
あと、帰国してから知ったのですが、乾季にも涼しい乾季と暑い乾季があるみたいです。1月は涼しい乾季。
それなのに、お構いなしに冷房をガンガンつけるから、建物の中は寒いです!カーディガンや長袖は必須!絶対に持って行きましょう!
僕は「大丈夫やろ」と最初の数日を半袖で過ごしていたら、見事に体調を崩し、丸1日下痢が止まらず…。こういう時のために、胃腸薬や風邪薬も必要です。

寮での食事の時に、僕が寒そうにしていたら、温かいスープを出してくれました。フィリピンの人は優しいです!
<チップ>
海外ではチップが必要な国も多いのではないでしょうか。
僕がフィリピン滞在中にチップを支払った場面はありませんでしたが、チップボックスが置いてある店はありました。
<お金>のところでも触れた通り、お釣りを用意していないことが何度かあって、金額が小さい時は「お釣りはいいよー」って、チップ代わりに渡していました!
何かお世話になったり、追加でサービスを受けた時に渡すくらいで良いのかな、と思います!
<食事>

フィリピンの食事も美味しいです。でも、食べ慣れている日本食の方が、やはり美味しく感じます。
寮での食事以外では、フィリピンを代表するファーストフード「ジョリビー」には何度か行きましたが、伝統料理は少し怖くて手を出せませんでした。
フィリピンの食べ物で気になったのは「バロット」です。「バロット」とは、もうすぐ孵化する状態のアヒルの卵で、次回こそは挑戦したいと思います!
※見た目がグロいので、あえて写真は載せません。ご興味のある方は「バロット」で検索を!
語学スクールについて

僕が通った語学スクールは、セブのITパークにある『QQ English』です。
セブ留学は、日本人より韓国人の留学生が多いそうですが『QQ English』の生徒は大半が日本人で、少しだけロシア人がいました。年代的には、僕が行った時は20代後半~30代前半の方が多く、大学生は見かけませんでした。
あと、親子で来られている方も数組!すごい~!
留学の理由は様々でした。
ほとんどの方は「英語のスキルを向上させたい」「海外で働きたい」など、語学留学!って感じの目的を持っていましたが、なかには「セブでバカンスを楽しみながら、その合間に英語の勉強をしてみたい」と気軽に参加している方もいました。
フィリピンには沢山の語学スクールがあって、コロナで休校していた学校も徐々に再開しているので、エリア、日程、予算、授業内容、授業のコマ数、寮などから、自分にぴったりの学校を選ぶと良いでしょう。
僕が『QQ English』を選んだ理由は、高校生の時に『QQ English』のオンライン英会話を受けていたこと&1週間の超短期留学キャンペーンを行っていたことで、キャンペーンのおかげでほぼ半額になりました!
<語学スクールの授業>

授業はとても楽しかったです。選択したクラスは以下の4種類。
- Basic English
- Daily English
- Topic Conversation
- Callan
僕は1日3コマのコースで申し込んでおり、初日は「Daily English」「Topic Conversation」「Basic English」を、2日目以降は「Basic English」に変えて「Callan」を受講しました。
「Callan」のレッスン内容は、先生の質問に対して瞬時に回答する高速の反復学習で、体験してみようかな~と興味本位で受けてみたら面白かったので、最終日まで続けました!
<1週間のレッスンを終えての感想>

1週間だけの留学、それも1日3コマ(頑張りたい人は1日8コマとかでも申し込めます)で、英語力が伸びたか?と問われると「むっちゃ飛躍した!!!」とは言えません…。
そりゃ1週間ですからね。当たり前ですよね。
でも、就活や大学の授業で、しばらく英語に触れてこなかった間のブランクは少し埋めることができたと思います。さらに、これからまた英語の勉強を始めよう!と英語学習に対するモチベーションも上がりました。
授業中だけではなく、食事の時間や休み時間などもフィリピン人の先生と(あるいは他の生徒さんと)英語を使って交流することができるので、ずっと英語で話す環境に身を置くことになり、自然と耳や口が英語に慣れてきます!
僕は卒論も進めながらだったので、1日3コマのコースでしたが、『QQ English』では、1日6コマや8コマのコースもあり、本気で詰め込みたい方にもおすすめです。
でも、生徒さんの中には授業がつらすぎて本当に帰りたい!って言っていた方もいます…。特に留学期間が長い方は、リラックスする時間を確保することが大切なのかもしれません。
あと、助け合いの精神も大事!苦しい時は励まし合いながら乗り越えていきましょう~。
寮での生活について


学校によって異なるでしょうが、『QQ English』の学生寮は、写真のようなカプセルタイプの部屋でした。
教室が近い(と言うか、同じフロアになるので0分で行ける!)から、遅刻をする心配が一切なく、たとえ連続で授業があっても、10分間の休憩中に余裕で部屋まで戻ることができます。
部屋は全て日本人だったので、すれ違ったら「お疲れ様です~」くらいの挨拶はしていました。
室内に関しては、冷房に注意!!!就寝中も容赦なくガンガンで、リモコンがあるわけでもなく…。我慢ができなかったら、遠慮なく管理人さん(スタッフさん)に言った方が良いと思います。
あ、管理人さんで思い出しました。
『QQ English』の先生方は「TELSOL」=英語を教えるための資格を持っているため、ほとんど訛りがありません(それと同時に日本人の英語を理解するスキルにも長けています)。
しかし、管理人さんは訛りが強く、言っていることが分からなかったり、こちらの英語が伝わらなかったりします。ゆっくり話す!ゆっくり話してもらう!を徹底した方が良いでしょう。
<Wi-Fi>

Wi-Fiは「寮も学校も、館内はどこでも強いよ」と言われていましたが、その割には全く繋がらないこともあり、動画などを視聴することは難しかったです🥺
他の学校に留学していた方のクチコミを読んでも、似たようなことが書いてあったので、フィリピンではあまり安定していないのかもしれません。
映画やドラマなどの動画を観たい方は、あらかじめダウンロードしておくことをおすすめします!
ネット検索、メールの送受信、LINEのメッセージ送受信などは大丈夫でした。
<シャワー&トイレ>

ホテルの部屋を学生寮として使っている学校以外は全て同じでしょうが、基本的にバスタブがないので、シャワー生活になってしまいます。
どうしてもお風呂に入りたくなったら、フィリピン留学7日目で紹介した「AYO AYO Café & Sauna」に、バスタブプランがあるので、そちらを利用すると良いでしょう!

この他にも、セブにはサウナ施設やスポーツジムがありますが、バスタブがあるとは限らないので、事前の確認が必要です。
また、トイレについては「紙を流してはいけない」と言われており、個室内にゴミ箱が設置されています。到着してすぐの頃、一度だけ間違って紙を流してしまい…😱でも、詰まりませんでした。
「拭いた紙をゴミ箱に入れるなんて」と、どうしても抵抗がある方は少しずつこまめに流せば大丈夫かな?とは思います(自己責任でお願いします!)。
<寮生活の感想>
1週間の寮生活でしたが、個人的には1週間が限界!
帰国の前日、空港近くのホテルに宿泊した時、これ以上ないほどの解放感に包まれました(笑)
カプセルタイプの部屋は、最初こそ「プライベートな空間もあるし全然ええやん」って思ったのですが、無意識のうちにストレスが溜まってしまっていたのかもしれませんね。
物音が出せない、声も出せない、狭い…などなど。
学校によって異なるかもしれませんが、複数の部屋タイプ(完全個室、カプセル、相部屋など)が用意されていると思います。
部屋のタイプで留学費用も大きく異なりますが、体調などにも影響を及ぼすはずなので、じっくりと検討することをおすすめします。
その他

フィリピン留学中に、先生との会話で「面白いな」と思ったことを紹介します。
<スポーツよりゲーム>

日本では、学生時代に部活動で運動をする方が多いのではないでしょうか。
フィリピンでは、外でスポーツをするより家の中でゲームをする子供たちが多いそうです!たしかに、外で遊んでいる子供たちは見かけなかったですね…。
<就活は大学を卒業してから>
「大学を卒業したら就活するの?」と何人もの先生から聞かれました。
???と思って聞くと、どうやらフィリピンでは大学を卒業した後で、就職活動やインターンを行うそうです。
「4月から働くよ」って伝えると「信じられないわ!」って、驚かれてしまいました笑笑
そりゃそうですよね。僕だって4月から働くなんて「信じられないわ!」って思っています…。
<アルバイトができない>
フィリピンの大学生は授業が忙しく、アルバイトをしない(できない)人が多いそうです。
親離れも遅そうやな…と感じました。
最後に

到着日・出国日を入れて9日間の短い留学期間でしたが、たくさんのことを学びました。
英語はもちろん、それだけではなく、現地の文化、考え方、街の状況…など、いろいろなことを肌で感じた貴重な時間でした。
また、一人で海外へ行き、一人で行動することで、とっさの判断力や実践力など、数字やカタチでは見えない部分で磨かれたこともあったと思います。
たとえ短い期間でも留学のチャンスがあれば、再び海外に行って、多くの未知を経験し、このような留学体験記(ただの旅行記になるかもしれないですが)を書きたいな、と考えています。
全10回の当ブログ、すべてを読んでくれた方、興味のある日だけを読んでくれた方、どれか1回だけで読むことを辞めてしまった方、どなた様も本当にありがとうございました!
また、ここでお会いできることを願って、ひとまず「さようなら」です。
皆様の海外移住や留学が、楽しく充実した時間になることを祈っております!!
以上、しょっぴーでした。


※フィリピンをはじめとする海外の渡航情報などは、外務省の海外渡航・滞在ページなどでご確認下さい。

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